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教室の中だけではない:アイルランドでの学生生活

何を学ぶかを決めるのは難しいことです。でも、どこで学ぶかを決めることの方が難しいことがあります。大学の位置する場所は、そこで過ごす学生生活に大きく影響します。人生で最高の思い出が作られる場所のひとつとなるのです。アイルランド出身者も、海外からの留学生も、アイルランドで学びたいと考えている方は、アイルランドの「学生の街」に関する情報をしっかりとチェックすることが大事です。

他国の首都と同様、ダブリンにはさまざまなものが揃っています。政府の所在地であり、国内の金融中心地であり、また驚くような発見も多い場所です。ダブリンの生活費は安くありませんが、学生用住宅などの支援を受けて負担を軽くすることも可能です。

新進気鋭のアーティストや創作者が多く通う大学が、 National College of Art and Design (アート・デザイン国立大学)(NCAD)。卒業生にはウィリアム・B・イェイツ(詩人)、ハリークラーク(挿絵画家)、オーラ・カイリー(デザイナー)、フィリップ・トレシー(デザイナー)、シモン・ロッチャ(デザイナー)などが名を連ねます。一方、1592年設立の ダブリン大学トリニティ・カレッジ は、世界大学ランキングトップ100校にランクインしています。 ダブリン・シティ大学 (DCU)と アイルランド国立大学ダブリン校 (UCD)は市の両側にそれぞれ位置していて、両校とも多彩なコースが揃っています。他にも市の中心地に建物があるダブリン工科大学(DIT)などがあります。

ゴールウェイでの学生生活といえば、明るく晴れた日に学生でにぎわうスパニッシュアーチのイメージしかありません。これはつまり、「あること」をゴールウェイの学生や卒業生たちはみんなきちんと分かっているということを裏付けています。それは、学ぶ場所としてゴールウェイは最高の場所である、ということです。

この小さな街は文化とクリエイティビティで満ちており、毎年芸術、音楽、映画のフェスティバルが開催されています。そして、2020年の欧州文化首都にも選ばれました。すなわち、今この街ではアーティストたちのコミュニティが大イベントの準備を進めているところで、住民は街のさらなる文化的盛り上がりに期待しています。

街のすべてのイベントに合わせて勉強するのは難しいかもしれませんが、アイルランド国立大学ゴールウェイ校 (NUIG)、 ゴールウェイ・メイヨー工科大学 (GMIT)両校ともに興味を引く面白いコース満載のカリキュラムが組まれています。NUIGは人文科学コースが有名であり、科学の選択科目も充実しています。またGMITのゴールウェイキャンパスでは実習に力を入れています。

大学の位置する場所は、そこで過ごす学生生活に大きく影響します。人生で最高の思い出が作られる場所のひとつとなるのです。

アイルランドにおいて美食家が集まる場所のひとつ、コークでの生活は食を中心としているようにもみえます。おなかを空かせている学生にとっては幸運なことに、街中にお値打ちのおいしいものが数多くあり、その上、どんな人でも必ず気に入るものが見つけられるほどに、さまざまなテイストのエンターテイメントや文化活動が揃っています。

活気にあふれ、本物の国際的都市の雰囲気を漂わせているアイルランド第2の都市・コークには、どこに行こうか迷うほど多くの大学があります。アイルランド国立大学コーク校 (UCC)のキャンパスは美しく、生き生きとした学生生活が送れるでしょう。160以上の学生団体や運動系部活動があり、また、キャンパス内の円形劇場でランチをしながら音楽の生演奏を楽しむこともできます。

コーク工科大学(CIT)の建物は市内のあちこちに位置しているため、学生たちの姿はコーク市の風景の一部になっています。CITでは、ビジネス、工学、科学などさまざまなコースがありますが、特に有名なのは音楽と芸術のコースです。

リムリック大学 (UL)のキャンパスには、ラグビーチーム、マンスターの最先端トレーニングセンターがあり、この街ではスポーツと学生生活は切り離すことはできません。大事な試合がある時は、街全体が盛り上がり、ラグビー観戦ができる主なスポーツパブで席をとるのは少し難しくなります。

リムリックは、アイルランドの中でも最も物価がお手頃な都市のひとつであり、限られた予算で暮らしていける場所といえます。安い家賃から学生が楽しみやすいエンターテイメントまで、学生が少しでも住みやすいように街が学生に合わせて対応しています。

Mary Immaculate College(メアリー・イマキュレート・カレッジ) と リムリック工科大学(LIT)など選択肢となる多くの教育機関が揃っていますが、リムリック大学は学生数11,600人以上を誇り、市での存在感はかなり大きいといえます。

ラグビーチーム、マンスターの拠点でもあるリムリック大学は、芸術を支持する強力な応援団でもあります。リムリック大学は、Irish World Academy of Music and Dance(アイリッシュ・ワールド・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ダンス)、Irish Chamber Orchestra(アイリッシュ・チェンバー・オーケストラ)、そしてNational Self-Portrait Collection of Ireland(ナショナル・セルフポートレート・コレクション・オブ・アイルランド)などの拠点でもあるのです。

本当の意味での「大学の街」といえばメイヌースです。メイヌースの人口は16,000人を下回り、その大半が大学の学生か大学関係者です。小さい街特有の素朴な雰囲気で、知り合いがいない場合でも、友達を作りやすいかもしれません。

ダブリンの中心部までわずか40分ですが、学生を対象としたカフェやバーが街中にあるので、楽しい時間を過ごすためにメイヌースを離れる必要はありません。中でも注目してほしいのが、メイヌース大学 のステューデント・ユニオンとバーで、定期的にクーリオからカルヴィン・ハリスまで大物ミュージシャンなどを招いて音楽ライブを開催しています。

この街の中核となっているのが2つの主要教育機関です。アイルランド最大の神学校のSt Patrick’s College(セント・パトリックス・カレッジ)と、英国の教育誌タイムズ・ハイアー・エデュケーションの2017年Young University Rankings(世界の創立から50年以内の大学ランキング)で49位のメイヌース大学です。メイヌース大学は研究を重視した主要機関として国際的に高い評価を得ています。

出身地を問わず、アイルランドで学ぶことについて、そのために実際に必要なものに関してなど、聞きたい質問はたくさんあると思います。Education Ireland(エデュケーション・アイルランド) では、ビザ要件や第3レベル教育機関(高等教育機関)リストなど、アイルランドで学ぶ準備に役立つ多くの情報を提供しています。